XOOPS Cube Legacy 2.1.6を新規セットアップ(with XAMPP on Vista)
XOOPS Cube Legacyが2008年11月22日に2.1.6へ更新されたようなので(中の人ありがとうございます&お疲れ様です)自サイトも更新してみる。サイトの内容も一新したいので新規セットアップすることに決定。
まずはテスト環境が必要だが、前回使っていたUbuntuは消してしまったので環境作成からスタート。現在のOSはWindows Vista Home Premiumなんだが大丈夫だろうか・・・。XAMPPが使えれば楽なんだけど・・・とりあえず試してみる。
XAMPPをインストール
今回使用したのはXAMPP Windows版 1.6.8。
apache friendsからXAMPPのインストーラをダウンロードしてきて実行。設定は何一ついじらない。楽すぎる。
…
……
意外と何事もなく完了。XAMPPコントロールパネルからApacheを起動してlocalhostにアクセスしてみる。XAMPPのwellcomeページが表示されて、ちゃんと動いていることがわかる。
続いてMySQLを起動。XAMPPのwellcomeページ左側のメニューからphpMyAdminを起動すると、こちらも動作しているようだ。XAMPPスタッフに感謝。
XAMPPの設定
必要最低限の設定だけはしておこう。XAMPPのページに次のような記述がある。
XAMPPのセキュリティ欠如の一覧です: ・MySQLの管理者(root)にパスワードがありません。 ・MySQLのDaemonが、ネットワーク経由でアクセス可能です。 ・ネットワーク経由でphpMyAdminにアクセス可能です。 ・ネットワーク経由で事例(Examples)にアクセス可能です。 ・MercuryとFileZillaのユーザが明らかになります。
MySQLのrootパスワードなんかは、後々はまる原因になるので最初から設定しておいたほうが吉。
“XAMPPセキュリティ・コンソール”を走らせてパスワードを発行することができます。
“XAMPPセキュリティ・コンソール”というのは、localhostのページ左側のメニューから"セキュリティ"を選択して起動するらしい。起動すると、
緑のハイライトの表示は「安全」です。赤のハイライトの表示は、決定的に「要注意」、黄色のハイライトは「確認不能」(例えば、確認したいソフトウェアが稼動していないなど)です。 そのような問題をすべて修正するには、単純に次のツールを使ってください。
至れり尽くせり。http://localhost/security/xamppsecurity.phpにアクセスして設定を行う。MySQLのrootパスワードと、公開ディレクトリ(htdocs)のアクセスパスワードが設定できる。チェックボックスにチェックしておくとxampp\security\security\以下にパスワード情報のテキストが生成される。忘れてしまったときに便利なのかもしれない。
XOOPS Cube Legacyのセットアップ
まずはXOOPS Cube日本サイトからモジュールをダウンロード(2.1.6)。解凍すると、3つのディレクトリ(docs, extras, html)ができる。ちょっとextrasの中を覗いてみると、Package_Legacy\extras\extra_languages というディレクトリがある。そういえば、UTF-8にしておきたいなーと思っていたので、Package_Legacy\extras\extra_languages\ja_utf8\html以下をPackage_Legacy\htmlにえいやっとコピー。(extrasディレクトリの中身はXUGJ Wikiを参考に)
xampp\htdocsにPackage_Lagacy\htmlをhtmlディレクトリごとコピーして、xoopsというディレクトリ名に変更。さて、下ごしらえは完璧…なはず。
http://localhost/xoops/ にアクセスしてXOOPSインストールを開始する。
インストール作業に使用する言語を選択してください
と表示されたら、先ほど仕込んでおいた"ja_utf8"を選択。あとはウィザードに従ってインストールを進める。モジュールをインストールし、仕上げにinstallディレクトリを削除してとりあえず完了。
さて、エンコードはUTF-8になっているだろうか…?トップページの「ソースを表示」してみる。
<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8" />
おぉ、完璧。
そういえば、php.iniでmbstringの設定をしていないが、今のところ問題は起きていない。b2evolution is not configured yetを参照すると、
細かい設定はphp.iniではなく、 .htaccessかプログラム内部で行った方がよい。
とある。offにする設定は行った方が良いのかもしれないが、デフォルトがoffなのであれば問題なかろう。ということで問題が起きるまで放置してみよう。手順が少なくなるのはいいことだし。